haws style 広報担当のワタナベです。
設計のお打合せに良く出てくるご要望に「寝室を広くして欲しい!」があります。
もちろん全ての部屋が広いのが理想ですが(笑)特に「寝室を大きくしてほしい」というご家族には共通の理由が多く見受けられます。
寝室を広くして欲しい理由
その理由をお聞きすると。。。
「寝室の一部を書斎にしたい」とか「ドレッサーを置いて身支度を整えるスペースにしたいから」「大きめのベッドを2つ置きたいから」などの場合もありますが、一番多いのは、「子供が小さい間は家族みんなで一緒に寝るから、狭いと困るんです」と。
確かに子どもが小さい間は川の字ならぬ、4本の川の字で寝ますよね。
だから夫と妻のベッドを2台並べて、さらに子ども用のベッドも置けたらいいな~って話になりますよね。
そうなると、広めのスペースが欲しくなる。
良くわかります。良くわかります。
でもね。
子どもはやがて大きくなって、自分の部屋で寝るようになって、近い将来は寝室で寝るのは夫婦だけ、になります。
子どもが成長して、自分の部屋で寝るようになったら、寝室がガラーンとしちゃう?
そして、その後の期間の方が長いので、短期的に考えて寝室をむやみに広くするは考えモノです。
じゃあ、どうするといいのか?
寝室と子ども室をニュートラルに考える
いつもは、そのご家族の家族構成とか、お子さんの年齢とか性別、人数とかを考慮して、それぞれにフィットしそうなパターンをご提案します。
多いパターンは、子ども室(4.5~6畳程度)を間の仕切りを設けずに二つ並べて計画。
あるいは寝室6畳に隣接させて将来の末っ子の部屋のスペースをやはり間の壁を作らずに設けておく。
すると、10畳以上の広いスペースが確保できるので、最初のうちは、こちらを家族全員で並んで寝る場所として使用。
その後、子どもの成長や希望に合わせて、間仕切り壁を設けたり、引き戸で仕切ったり。。。
そんなニュートラルでゆるっとした住まいの方が、なにかと便利だし、コストも無駄にしないですむんじゃないかと思っています。
番外編|みんなでゴロゴロ出来ます
実は、そういった話題でお話が盛り上がると必ず出てくるネタが。。。
「ひっつけたベッドから子供が落ちて困ってるんです。だからベッドは壁際に置きたいです」
はい。それも、良くわかります。
あと、元気すぎて、マットレスの間に子供の足がはさまっちゃったり笑
その際に良くご紹介するのは、通販で扱っている
「ワイド敷布団」
ディノス公式WEBより
幅が160mm、240mm、320mm。と3種類あって、親子で思う存分、ゴロゴロ出来ます!
実はこれ、数年前の子育て中のクライアントさまから教えていただいた優れもの。
ロングセラー商品みたいですね。
ネットで調べると他にもたくさん商品がみつかりました!
やっぱり、子どもが小さい時ってみんな苦労は同じなんだな~と。
フローリングの上に敷いたら湿気でカビないのかな?
とか、片づける時はどうするんだろ?
とか、素朴な疑問はありますが。。
夏の暑い時に子供にひっつかれて、寝苦しかったり、蹴られて痛い思いをしたのを想い出しました。
もっと、昔からあったなら、私も検討してみたかったな、と気になる商品です。
まとめ|寝室の広さはどうやって決める?
子どもさんが小さいタイミングで家を建てると、寝室が広くなきゃ!って思いがちですが、場合によってはもっと自由度の高い考え方の方が、あとあと便利だし、コストも抑えられるかもしれません。
でも住まいづくりは、正解はひとつではありません。
家族構成や、ご夫婦の価値観をふまえて、ケースバイケースそれぞれのご家族に最適なご提案を心がけています。
こんな場合はどうかな?って疑問がありましたら、お気軽にお尋ねくださいね。